2015年05月22日

労働事件使用者のための"反論"マニュアル : 紛争類型別

【本人訴訟当事者・実務家向】
【推奨度:☆☆】

−なぜ使用者向けの本を勧めるんだ?
そう思われた労働者の方、地裁本人訴訟やご自分での労働審判の申立はしばらくやめておいたほうがいいです。

これは労働紛争の類型別に、想定される労働者側からの主張に対する「使用者側からの反論」が網羅されています。
もちろん同書より低レベルなもの、明らかにウソ、そうしたものは同書とは別の世界で存在するのですが、訴訟で、あるいはそれに先立つ労基署への申告に対して「使用者側が正々堂々戦おうとした場合に想定される反論」を知っておいて備える、という態度は労働者側での本人訴訟当事者に大きく欠けているものです。本署はそれを補うもので、一般的な法律の解説書とちがって労働者との「紛争状態」を想定して書かれている点で珍しいものです。

よい専門家の相談にめぐりあえず、やむを得ず一人で地裁本人訴訟をすすめるような方には本書は特に役に立つでしょう。
書誌情報
posted by 代書やさんと、そのアシスタント at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 労働紛争