【本人訴訟当事者・実務家向】
【推奨度:☆】
この本をひもとく必要がある事案は、相当もめていると思います。
労働基準法の各条文ごとに、解釈・通達がまとめてあります。
平均賃金は円未満を銭まで計算せよ、とか、週とは日曜日から土曜日までをいう、とか、そうした普段は気にもしない細々としたことが労働基準法の解釈をめぐる通達というかたちで書いてあります。
ただ、そうした細々としてみえることに説明を付けられる、という状態が地裁通常訴訟ではときどき重要になる(できなくて窮地におちいる)ことがあります。
この本の存在を覚えておけばそうしたときに役に立つかもしれません。
実はそのへんの代理人も細かい通達など、結構知らなかったりします。安心してください。
値段が高いので、県内の大規模図書館から相互貸借でとりよせるとよいでしょう。
書誌情報
タイトル 労働基準法解釈総覧(改訂15版)
編著者 厚生労働省労働基準局 編.
出版者 労働調査会, 2014.7.
ISBN 978-4-86319-399-4
タグ:本人訴訟