【本人訴訟当事者・実務家向】
【推奨度:☆】
残業代を請求する地裁本人訴訟で、書類作成中にわけがわからなくなったときにたどり着く本。
分厚く、重たく、高いです。
労働時間とその計算に関する問題と考え方は本書にあらかた網羅されています。
使いづらいが無視できない、おすすめできないけれど見過ごしてほしくない重要図書といえます。
読み込む際には、基本的にはこの著者が経営側の弁護士であることに気をつける必要があります。労働側に有利な書きぶりにはなっていませんが、訴状の執筆にあたって参照するならむしろそれでもいいのかもしれません。
書誌情報
タイトル 労働時間規制の法律実務
編著者 石嵜信憲 編著.
出版者 中央経済社, 2010.12.
ISBN 978-4-502-99940-6