【本人訴訟当事者・実務家向】
【推奨度:☆☆】
もう、新本が流通していないようです。大規模な図書館・大学図書館には所蔵があるかもしれません。
こちらは訴訟ではなく、労働審判の期日における裁判所・両当事者の発言や進行が詳しく説明されている良書です。
もっとも、よくできた申立書をもってでかける第一回期日ではこんなに発熱したやりとりが必要になることはないという印象を持っています。
著者が弁護士である本書では、代理人達の振る舞いを活写したいというバイアスがかかっていると思って読んでください。
書誌情報
タイトル 労働審判 : ケーススタディ (改訂版)
編著者 東京弁護士会労働法制特別委員会 編
出版者 法律情報出版, 2010.8.
ISBN 978-4-939156-26-7