当事務所では例年10月に、名古屋簡易・地方・高等裁判所の開廷表を調査して労働関係訴訟の事件数の推移を調べています。
今年は10月19〜30日を調査期間としました(1週間目の結果へ)。
これは10月26〜30日に調査した、名古屋地裁民事第1部(労働事件の集中部)および名古屋簡裁・名古屋高裁における労働関係事件の事件数です。
簡裁
賃金 1件(通常訴訟)
地裁
地位確認 1件
退職金 1件
賃金 1件
懲戒処分無効確認 1件
上記4件のうち、簡裁からの控訴事件 1件
第一回口頭弁論期日であるもの 2件
労働者側に代理人がいないもの 2件
高裁
賃金 2件
地位確認 1件
いずれも控訴人は個人、被控訴人は法人
上記3件のうち、労働者側に代理人がいないもの 2件
特記事項
名古屋地裁の開廷表では、弁論準備期日が表示されなくなっています。昨年同時期には表示がありました。
傾向として、月曜日・金曜日は傍聴に適する期日が設定されないように感じられます。