当事務所では例年10月に、名古屋簡易・地方・高等裁判所の開廷表を調査して労働関係訴訟の事件数の推移を調べています。
今年は10月3〜31日を調査期間としました。
これは10月24〜28日に調査した、名古屋地裁民事第1部(労働事件の集中部)および名古屋簡裁・名古屋高裁における労働関係事件の事件数です。
調査の方法は10月8日の記事で説明しています。
事件名の傾向と事件数は、つぎのとおりです。
簡裁
未払賃金等 3件(通常訴訟1件 少額訴訟2件)
地裁
地位確認 1件
損害賠償 2件(企業を被告とするもの・労働者を被告とするもの各1件)
退職金 1件
高裁
地位確認 2件
慰謝料・その他 1件
特記事項
地裁・高裁7件のうち
労働者側に代理人がいないもの 2件
企業側に代理人がいないもの 1件
双方に代理人がいるもの 4件
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