2015年05月27日

賢くお金を残す!大家さんのための節税対策 : 収益物件を買うとき・売るとき・持っているとき、相続・贈与するときの税金スタディー

【賃貸物件所有者・実務家向】
【推奨度:☆☆】

タイトルでは節税対策と言っていますが、内容はもう少し広い範囲を捉えている本です。事業的規模になるかならないかのサラリーマン大家さんや賃貸住宅を建てて土地活用中の地主さんのために、賃貸経営の開始から出口戦略までを説こうとしています。

本書では初めから、賃貸経営をはじめようとする人に「その収益不動産を、最終的にはどうするのか」を問うてきます。いずれ売却して資産を入れ替えるのか、収入の低い配偶者や子供に持たせるのか、いずれ新設する法人に移管して家族の収入を確かなものにするのか…などなど。

たしかに、不動産に限らずある投資行動がどうやって終わるのか、ということを行動開始のときから考えておく必要があるのは理想的ですが個人の大家さんの不動産経営ではあまり見たことがない考え方です。できれば収益物件の最初の一室を購入しようとするときに読んでいただきたい良書です。

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2015年04月25日

働く人をとりまく法律入門

【初心者向】
【推奨度:☆】

場合によっては本人訴訟を準備しているので、法律的な物の考え方を、大急ぎで身につけたい。
少しでもそうした考えかたにふれておきたい。
かなり虫のいい考えですが、そんな人がいるならこの本が有力な選択肢になります。
働く人=雇われて働く人が読むことを前提として、労働法にとどまらず憲法・民法等の基本的な法律についての説明をしています。労働法は実は憲法の理想を実現し、民法の特別法でもあるんだよ、ということを一通り知ってもらうために好適な、ちょっと珍しい良書です。

似たような名前で、もう少し狭い分野=労働法+税制+社会保険制度の解説を労働者向けに一冊の本で行う、「働く人の法律入門」という本が出ています。こちらはもう少し直接役に立つ、よい本です。
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タグ:本人訴訟
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2015年04月24日

情報公開・開示マニュアル : 知りたい情報類型別

【本人訴訟当事者・実務家向】
【推奨度:☆☆】

 国や自治体がもっている情報公開や個人情報開示の制度を、訴訟での証拠収集という観点から詳しく説明した本で、役に立ちます。
訴訟の類型ごとに何を集められるかの実例も解説されていますが、むしろこの本を参考にご自分で想像力をふくらませていただきたいものです。
さまざまな行政手続きの可能性と、相手方が行政庁に提出を求められたはずの書類・自分の個人情報として提出されているはずの書類を研究してみましょう。もし存在しそうな書類ならば開示請求してみる、という態度が、ある程度込み入った訴訟に備えた立証活動では必要です。
経験上、情報公開制度の活用では2〜3年に一回くらいは訴訟の勝敗に影響するようなヒットがでている印象があります。ダメでもともと、ということです。

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タグ:本人訴訟
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